病院訪問のヒヤッと体験!MRが忘れがちなアレ、忘れると大変?! 

2025/5/19

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はじめに:病院訪問の「あるある」忘れ物

医薬情報担当者(MR)として、日々忙しく病院を訪問していると、うっかり忘れ物をしてしまうことがあるかもしれません。訪問前に必要なものをリストアップして、準備万端!と思いきや、重要なアイテムを忘れてしまうことは、経験のあるMRなら共感できるのではないでしょうか。


本稿では、病院訪問で起こりうる忘れ物について、実際のエピソードを交えながら紹介します。忘れ物を経験すると、業務が滞ったり、医療従事者との信頼関係に影響を与えたりする可能性があります。しかし、そのような状況をどのように乗り越え、再発を防ぐかが、MRとしての力量を示す機会でもあります。


ヒヤリとした瞬間!忘れ物エピソード

エピソード1:患者データを忘れたら? 「先生に渡す患者情報、準備したはずなのに…あれ、ない!」

あるMRが病院に到着し、診察を待つ医師に渡すための患者情報が入った資料を自宅に忘れてしまったことに気づきました。準備していたはずの資料がないとなると、業務に支障が生じ、医療従事者との連携にも影響が出かねません。このMRは、すぐに資料を取りに戻ることができず、病院のスタッフと連携して、急遽、匿名化された患者の治療結果概要を電子ファイルで送信してもらうことで対応しました。この経験から、そのMRは「資料確認の重要性」を改めて認識したとのことです。訪問前に「必要な患者情報を電子的に準備し、アクセス可能にしておく」という項目をチェックリストに追加していれば、このような事態は防げたかもしれません。患者の個人情報を含む診療情報を取り扱う際には、日本の個人情報保護法(APPI)  に従い、適切な安全管理措置を講じることが不可欠です 。


エピソード2:サンプル薬を忘れて大慌て 「これ、試してみてください」

MRが病院訪問の際、医療従事者にサンプル薬を手渡しながら製品を紹介しようとしたところ、サンプル薬を忘れていることに気づきました。患者に直接提供する予定だった薬を忘れてしまうと、製品説明の機会を損失し、医療従事者からの信頼を損なう可能性があります。結局、そのMRは、スタッフに事情を説明し、後日改めてサンプル薬を届けることになりました。このような事態が頻繁に起こると、医療従事者からの信頼を大きく損なう可能性があります。サンプル薬を持ち出す際の確認は、訪問前の絶対確認項目と言えるでしょう。なお、日本においては、医薬品のサンプル提供に関して、薬機法  や業界の自主規制  により、提供できる量や対象、提供時の情報提供などが定められています 。


エピソード3:プレゼン資料を忘れて資料探し!

重要なプレゼンテーションを前に、「この資料を使って説明しよう!」と準備していたMR。しかし、病院に到着してから「資料がない!」と気づくという事態が発生しました。このMRは冷静に病院内のコピー機を使って資料をコピーすることで対応しましたが、プレゼンテーション当日にこのような事態が発生すると、大幅な時間ロスとなり、準備不足を露呈することになります。この経験から、そのMRは、プレゼン資料はもちろん、必要なデータやリストは、事前にパソコンやタブレットに保存して、いつでもアクセスできるようにしておくべきだと学びました。近年、多くのMRは、顧客関係管理(CRM)システム  やクラウドストレージサービスを活用し、最新の資料を容易に入手できるようにしています。



「これが足りなかったらどうする?」忘れ物リスト


病院訪問時にMRがうっかり忘れがちなアイテムとして、以下のようなものが挙げられます。これらのアイテムは、訪問前にチェックリストを使って確認することで、忘れ物を減らすことができます。


  • 患者情報:診察情報や患者リストが手元にないと、医師への情報提供やディスカッションが円滑に進みません。

  • サンプル薬:医薬品のサンプルを忘れてしまうと、せっかくの製品提案の機会を逃してしまう可能性があります。

  • 名刺:新たな担当者に会う際や、医療従事者と連絡先を交換する場面で必要になります。

  • プレゼン資料:製品説明や学術情報を提供する際に不可欠です。電子データだけでなく、必要に応じて印刷された資料も準備しておくと良いでしょう。

  • 薬剤情報シート:薬剤の特徴や効能、安全性に関する重要な情報を説明するために必須です。


これらのアイテム、訪問前にチェックリストを使って事前確認することで、忘れ物を減らすことができます。



忘れ物をしてしまった理由とは?


MRが重要なアイテムを忘れてしまう背景には、いくつかの要因が考えられます。


1.多忙な業務

病院訪問のスケジュールが過密であると、準備に十分な時間を割けず、必要なものを確認する余裕がなくなることがあります。


2.確認不足

チェックリストを作成していても、実際には確認を怠ってしまうことがあります。慣れや思い込みから、「いつも通りだろう」と油断してしまい、重要なアイテムを忘れてしまうことがあるのです。


3.準備のタイミング

病院訪問直前に準備を始めると、時間に追われてバタバタし、必要なものを持ち忘れる可能性が高まります。


4.デジタルツールへの過信

スマートフォンやタブレットで資料や情報を管理するMRが増えていますが、デバイスの充電切れや不具合により、必要な情報にアクセスできなくなるリスクも考慮しておく必要があります。


5.慣れと油断

頻繁に訪問する病院の場合、油断が生じやすく、「いつものことだから大丈夫だろう」と思い込んで準備を怠り、結果として忘れ物をすることがあります。



忘れ物を防ぐためのヒント


忘れ物を防ぐためには、日頃から以下の点を意識することが大切です。

1.チェックリストを活用

訪問前に必ず「持ち物チェックリスト」を作成し、リストを見ながら一つひとつ確認する習慣をつけましょう。デジタルツールを活用してチェックリストを作成し、繰り返し利用できるようにするのも有効です。


2.前日確認

訪問予定の前日の夜に、必要なものがすべて揃っているか、再度確認する時間を設けましょう。余裕をもって準備することで、忘れ物に気づきやすくなります。


3.デジタルツールを使う

スマートフォンやタブレットに重要なデータや資料を保存しておくだけでなく、クラウドストレージサービスを利用して常に最新の情報にアクセスできるようにしておくと安心です。顧客関係管理(CRM)システム  を活用して、訪問に必要な情報を一元管理するのも効果的です。


4.持ち物の「見える化」

バッグの中身を整理整頓し、何がどこにあるかを一目でわかるようにしておきましょう。アイテムごとに収納場所を決め、使用後は必ず元の場所に戻すようにすることで、忘れ物を防ぐことができます。


まとめ:誰にでも失敗はある!だからこそ次回に活かす!

病院訪問時の忘れ物は、MRであれば誰にでも起こりうる可能性があります。しかし、重要なのは、その経験を次に活かすことです。忘れ物をした原因を分析し、準備の方法やチェックリストの内容を見直すなど、具体的な対策を講じることが再発防止につながります。もし忘れ物をした場合でも、医療機関の担当者に誠実に謝罪し、可能な範囲で迅速に代替案を提示するなど、冷静に対応できるMRこそ、医療従事者からの信頼を得られると言えるでしょう。

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