はじめに
医師の働き方改革が本格始動し、薬剤師の皆様は日々の業務に加えて、医薬品に関する情報収集やMRとの面会など、多くの業務を抱えていることと思います。限られた時間の中ですべての業務を効率的に行うためには、MRとの面会調整をスムーズに行うことが重要です。
今回は、忙しい薬剤師の方々に向けて、MRとの面会調整を効率化するためのツールやコミュニケーションのコツ、そしてMRとの面会で得られる情報とその活用の仕方について紹介していきます。
MRとの面会調整を効率化するためのツール
MRとの面会調整を効率化するためのツールとしては、以下のようなものがあります。
・医療機関向け情報共有プラットフォーム
Dr.JOYのようなプラットフォームは、医療機関とMRとのコミュニケーションを円滑化し、アポイント調整、メッセージのやり取り、資料共有などを一元管理できます。
・スケジュール管理ツール
GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携できるツールは、アポイント調整業務の手間を少なくできます。
・Web会議システム
Web会議システムは、オンライン面談をスムーズに行うために役立ちます。近年、オンライン会議やウェビナーといったデジタルコミュニケーションへの移行が進んでいます。時間や場所の制約を受けずに情報交換できるため、忙しい薬剤師にオススメです。
ツール導入の注意点と効果的な活用方法
ツールを導入する際は、機能や費用などを比較検討し、自院のニーズに合っているか、使用方法や運用方法が分かりやすいかなどを検討しましょう。導入後は、MRに対して、ツールの活用を促すような周知を徹底することもポイントです。
ツールを効果的に活用するためには、以下の方法も考えられます。
・アポイント調整の自動化
ツールを活用して、アポイント調整を自動化しましょう。例えば、カレンダーと連携できるツールであれば、MRが薬剤師の空き状況を確認し、直接アポイントを申し込むことができます。
・メッセージの一元管理
ツール上でMRとのメッセージのやり取りを一元管理することで、コミュニケーションの効率化を図りましょう。過去のやり取りを簡単に確認できるため、情報共有がスムーズになります。
・資料の共有
ツール上で資料を共有することで、MRとの情報共有をスムーズに行いましょう。事前に資料を共有できることで、面会時に必要な情報に絞って議論することができます。

薬剤師がMRとの面会で得られる情報とその活用の仕方
MRとの面会では、以下のような情報を得ることができます。
・新薬の情報
新薬の有効性、安全性、用法用量などの情報、例えば、新薬の作用機序や臨床試験の結果などを詳しく知ることができます。
・医薬品の適正使用情報
医薬品の副作用情報、薬物相互作用情報など、例えば、特定の薬剤の併用禁忌や、患者の背景に合わせた投与量調整など、実務的な情報を得ることができます。
・治療に関する情報
疾患の最新治療法、治療ガイドラインなどの情報、例えば、最新の治療ガイドラインや、新しい治療法のエビデンスなどを知ることができます。
・医療制度に関する情報
薬価改定、診療報酬改定などの情報、例えば、薬価改定による医薬品価格への影響や、診療報酬改定による調剤報酬への影響などを知ることができます。
・医薬品の供給状況
医薬品の供給不足や流通に関する情報、例えば、特定の医薬品の供給不足に関する情報や、代替薬の情報などを得ることができます。
・その他
学会情報、文献情報など、例えば、最新の学会情報や、特定の疾患に関する文献情報などを得ることができます。
さらに、MRから得た情報は、日々の薬剤師業務に役立てることができます。
・患者への情報提供
MRから得た情報を、患者への服薬指導などに役立てましょう。例えば、新薬の副作用情報や、薬物相互作用に関する情報を患者に伝えることで、より安全な服薬を支援することができます。
・処方提案
医師に対して、MRから得た情報に基づいた処方提案を行いましょう。例えば、新薬の有効性や安全性に関する情報を医師に提供することで、より適切な薬物療法に貢献することができます。
・薬剤師の知識向上
MRとの面会を通して、最新の医薬品情報や治療法などを学ぶことは、薬剤師としての知識向上にも繋がります。得られた情報を専門性を高めるために活用しましょう。
MRとの良好な関係を維持するためのコミュニケーション
より良い情報をいち早くキャッチするためにも、日ごろからMRと良好な関係を築いておくことが大切です。コミュニケーションを円滑にするコツをご紹介します。
・MRの訪問目的を理解する
MRは、新薬の情報提供や医薬品の適正使用の促進など、様々な目的で訪問してきます。MRの訪問目的を理解し、それに合わせた対応を心がけましょう。
・疑問点はその場で解消する
疑問点があれば、その場でMRに質問して解消しましょう。曖昧なままにせず、その場で理解を深めることが重要です。
・双方向のコミュニケーションを心がける
MRからの情報提供だけでなく、自院の状況やニーズを伝えるなど、双方向のコミュニケーションを心がけましょう。例えば、特定の疾患の患者が多い場合は、その情報をMRに伝えることで、よりニーズに沿った情報提供を受けることができます。
まとめ
MRとの面会は、薬剤師にとって貴重な情報収集の機会です。本稿で紹介したツールやコツを活用して、MRとの面会調整を効率化してみてください。MRの訪問目的を理解し、必要な情報を明確に伝え、疑問点はその場で解消するなど、双方向にコミュニケーションを深めることでより良い情報共有が実現できます。
今回ご紹介した効率化を図る機能(MRとの面会調整や、担当者名簿、カレンダー登録、Web面談、メッセージでの連絡機能)がすべて一つで叶うツールがあるのをご存じですか。ご興味があれば、ぜひDr.JOYの公式ホームページもチェックしてみてください。


Dr.JOY株式会社DS事業部 カスタマーサクセス
長友
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