500名の医師の勤怠・給与連携を一本化し業務効率化に成功 ─ 福島県立医科大学附属病院での勤怠管理導入事例  

2026/6/25

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福島県立医科大学附属病院 病院管理課 吉田様にインタビューを行いました。

本記事は、インタビュー映像の文字起こし記事です。動画版はこちら

※以下敬称略とさせていただきます


福島県立医科大学附属病院

福島県福島市光が丘に位置する、公立大学法人福島県立医科大学が設置する大学病院。

福島県の高度急性期医療を担う特定機能病院であり、教育・研究・診療を一体として推進しています。1日あたりの平均外来患者数は1,400名を超え、地域医療の要として県民の健康を支える「健康を支える医療・心温まる医療」を目指しています。


“福島県唯一の特定機能病院として、様々な役割を担っている”

貴院の概要を教えてください

吉田:当院は、福島県の高度急性期医療を担う病院として、教育・研究・診療、それらを一体として推進している大学病院でございます。

福島県唯一の特定機能病院として、様々な役割を担っているところでございます。

医師数を教えてください

全体で約500名の医師が在籍しております。

そのうち400名が常勤の医師でございまして、残り100名が非常勤の医師となっております。

適応水準及び宿日直許可の所得有無を教えてください

当院では、A水準、B水準、連携B水準を取得しております。宿日直許可については、病院全体で取得している状態でございます。

病院管理課 吉田様

“効率的に正確にできるようにということで開発をお願いしたいと考えていました”

─Dr.JOYの勤怠システムを導入した時期とビーコンを携帯している医師数、および手当申請システムの開発にご協力いただいた背景を教えてください

吉田:2024年10月から導入を開始いたしまして、現在では500名の医師が利用している状況でございます。

医師の働き方改革に対応する勤怠システムとしまして、Dr.JOYさんを利用させていただきました。

一方で、給与の支給に関しましては、システムとは別にまた紙の帳票を書いて提出して、というような手間が発生しておりましたので、こちらを効率的に正確にできるようにということで開発をお願いしたいと考えていました。

“うまく抜け漏れのないように整理していくことができた”

─手当申請システムを構築していく上で苦労した点や教えてください

吉田:本学で運用している給与の取り扱いについて、それを言語化して一つ一つ仕様書に落とし込んでいくというところがとても大変だったと感じています。

─開発準備の全工程において事前のイメージとギャップは感じましたか

吉田:感想としましては、想定よりも大変だったなと感じております。

一方で、仕様書を作る段階でも、我々の給与の制度ですとか運用のところをDr.JOY社さんが伴走支援してくださったことによって、うまく抜け漏れのないように整理していくことができたかなと思っています。

“勤務実態の把握から申請・確認までシステムで一本化して処理できるようになった”

─システム導入後、医師と事務に生まれた意識の変化を教えてください

吉田:医師自身の中で自分の勤怠管理を自分でやっていくという意識、それから医師の働き方改革というものが進んでいるということについて実感が湧いてきたという方が多い印象でございます。

─システムを開発・導入してよかった点を教えてください

吉田:勤務実態の把握から申請、それから確認というところについてシステムで一本化して処理できるようになったというところが良い点だと感じています。

導入の当初は、院内の細かい規定や運用と折り合わないところがあったんですが、できる部分からやっていくということを意識しながら既存の手続き、残せるところは残すということで棲み分けをしっかりしておりました。

─Dr.JOY勤怠管理システムと給与連携することで得た効果

吉田:事務職員としましては、これまで複数の資料からデータを拾ってきて手入力していたのをシステムで一本化できたというのは効率化と正確性を高めるという意味で良かったと思います。

また、副次的な要素ではあるんですけれども、システムの入力の内容を基に給与支給するので現場の使う側が意識的に日々入れるようになったという効果があるように感じています。

“今後は非常勤職員の所定労働時間が登録できると嬉しい”

─給与連携において今後のアップデートで期待することを教えてください

吉田:現時点では、非常勤の職員一人一人の所定労働時間をもともと登録しておくということはできないと思いますので、その部分はこれから改善されると嬉しいかなと思います。

今は一人一人の勤務予定をCSVなどで落として雇用の条件と比較しながら毎月確認をしています。

─Dr.JOYがなければ難しかったと感じるところを教えてください

吉田:毎月のリアルタイムで労働時間を把握するというのはやはりDr.JOYのシステムがないと難しかったと思います。

加えて勤務間インターバルの管理ですとか月の途中での面接指導の実施ということもこの労働時間の把握ができないと難しいところだったなと思います。

“今まで使っていた帳票と同じような使い勝手で利用できるというところで好評”

─Dr.JOYの勤怠管理システムで好評の機能教えてください

吉田:帳票作成の機能をオプションで導入させていただいておりますが、この部分が今まで使っていた帳票と同じような使い勝手で利用できるというところで好評いただいております。

─システム全体に対する要望などがあれば教えてください

吉田:生成AIですとかLLMを活用した質問への対応というところがより効率されていくとさらに使い勝手が良くなるのかなと考えています。

病院管理課 吉田様

“医師やスタッフ一人一人が主体的に行動していくことが必要”

─働き方改革の対応として今後さらに必要だと思うことや、次の評価受審に向けて改善していきたいことを教えてください

吉田:単に労働時間を把握するだけではなくて、労働時間短縮のために医師やスタッフ一人一人が主体的に行動していくことが必要だと考えています。

主に医師に対して研修などを通して労務管理のルールを徹底浸透させていきたいと考えています。

“現場に即した対応をできるところからやっていく”

─今後医師の働き方や病院経営はどのように変わっていくのが理想的かをお教えてください

吉田:医療の質や教育機能を維持しながら医師の働き方改革を進めていくというのは大きな課題となっております。

各診療科ごとの実態の違いを踏まえながら一律にやるのではなくて現場に即した対応をできるところからやっていくというのが必要かなと思います。

─医師の働き方改革に取り組んでいる病院様へメッセージをお願いします

働き方改革は我が国全体での大きな課題となっております。個々の医療機関で悩むのではなくお互いのいいとこ取りをしながら進めていくことが大切だと考えております。

これからも一緒に頑張っていきましょう。

─本日ありがとうございました。

インタビュー動画はこちら

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