「第28回日本医療マネジメント学会学術総会」に2日間出展いたしました
2026/6/3

Dr.JOY株式会社は、2026年5月29日(金)・30日(土)にポートメッセなごや(愛知県名古屋市)にて開催された「第28回日本医療マネジメント学会学術総会」に参加いたしました。
同学会は「地域住民の健康寿命を延伸する医療マネジメント」をテーマに掲げ、全国から約3,600名の医療関係者が集う大規模な学術総会です。Dr.JOYは両日にわたりランチョンセミナーへの登壇と企業展示ブースの出展を行いました。

ランチョンセミナー
<1日目(5月29日)>
「なぜ紹介患者を断るのか?― 応需率の構造と再設計 ―」(参加者:約225名)
座長にDr.JOY株式会社 代表取締役・医師 石松宏章、演者に社会医療法人友愛会 法人本部 法人戦略室長 芦原教之氏をお迎えし、急性期病院における紹介・救急応需の現状と、その可視化に向けた取り組みについてご講演いただきました。
セミナーの後半では、石松より新サービス「受入れコールAI」をご紹介しました。紹介・救急の電話を自動で記録・文字起こしし、受入判断の理由をデータ化することで、これまで「暗黙知」となっていた断りの実態を可視化するサービスです。本サービスは、2026年9月にβ版リリースを予定しています。
参加者からは、アンケートで以下のような声が寄せられ、関心の高さをうかがうことができました。
「当院の課題と全く同様。データ化するにあたりAIの活用は新たな視点だった」
「断りパターンの分析を可視化していきたい。各施設と同じツールで見てみたい」
「今日の講演を急性科・救命士にみせたい。」

〈社会医療法人友愛会 法人本部 法人戦略室長 芦原氏〉

〈Dr.JOY株式会社 代表取締役社長・医師 石松 宏章〉
<2日目(5月30日)>
「看護DX ― 業務中断を減らす仕組みづくり ―」(参加者:約400名)
2日目は「看護業務の業務中断を減らす仕組みづくり」として、3つの医療機関にご登壇いただき、事例をご紹介しました。
戸田中央総合病院 様は、スマート面会の導入により面会受付人員を削減しながら、2026年5月から面会受付時間の延長を実現。月換算で約17万円の人件費のコスト削減効果を示されました。

〈戸田中央総合病院 事務部 副事務長 合津氏〉
今村総合病院 様では、スマート面会の導入で1患者あたりの受付時間を約95%短縮(6分→19秒)。高齢者向けにはAI電話での面会予約を組み合わせた「デジタル弱者を取り残さない面会DX」を実現した取り組みが紹介されました。

〈今村総合病院 DX推進室 松元氏〉
浦添総合病院 様では、AI電話を受診前相談に活用した結果、応需率が18%→77%に改善し、平均対応時間も10分→4分台に短縮。「Dr.JOYが私たちを守ってくれている」という現場の声も紹介されました。

〈浦添総合病院 入退院支援室 室長 喜納氏〉
参加してくださった方からは、以下のような声が寄せられました。
「電話対応の効率化で業務が多様化できると、あらためて感じました。当院でも人員を減らせる方法だと感じました」
「休日・夜間当直帯にも使用できそうだと思います。平日時間内以外でも導入した病院はあるか知りたい」
「面会を予約するという概念は一般病棟ではなかったため、予約のメリットを知ることができた」
「予約入院患者の入院説明や手続きを行っているが、患者対応中に電話が来て、業務を中断しないといけないし、準備が大変」
企業展示ブース
企業展示ブースでは、スマート面会・AI電話・勤怠管理システムのデモ体験を提供したほか、今回初お披露目となった顔認証打刻の展示も実施しました。
また、今回は巨大モニターを活用し、今後リリース予定の新製品「今どこJOY」と「JOY発信」をご紹介しました。

「今どこJOY」は、スタッフや患者の所在をリアルタイムで把握できる病棟安全・効率化支援サービスです。スタッフが超軽量20gの発信機を携帯するだけで居場所をすぐに確認できるほか、SOSボタンによるペイシェントハラスメントへの即時通報、患者の無断離院をリアルタイムで検知してサイネージにアラート表示する機能を備えています。発信機は勤怠管理の自動打刻としても活用でき、中継器を設置するだけで導入できます。
「JOY発信」は、院内サイネージを活用した情報発信支援サービスです。待合室での待ち時間を「選ばれる理由」に変えることをコンセプトに、AI動画による院長・医師紹介や自由診療・健診の集患促進コンテンツの制作・配信に対応しています。外来担当医表や院長挨拶・求人広告などの豊富なテンプレートと、リアルタイム一括管理・公開期間の自動管理機能を備え、義務付けられた法定掲示物の一元管理にも対応。専用サイネージの新規導入はもちろん、院内既存デバイスのまま始められるのも特徴です。
ブースへお立ち寄りいただいた医療関係者の方からは、さまざまなご意見をいただきました。
「手術室の医師の所在を現在は看護師が手入力で管理しているが、ビーコンを活用すれば入力不要になる」
「新生児の連れ去り防止用に使用している既存ビーコンの代替として離院アラート機能を活用できそう」
といった関心もお寄せいただき、現場での具体的な活用イメージを持っていただけたことが印象的でした。
多くの方から現場の課題や新たな活用アイデアをお聞かせいただき、医療現場におけるDXへの関心の高まりを強く感じる2日間となりました。

おわりに
両日のランチョンセミナーにご参加いただいた約630名の皆さま、企業展示ブースにお立ち寄りいただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
また、本学会の運営にご尽力いただいた学会運営事務局の皆さまにも深く感謝いたします。
今回いただいたご意見・ご関心を真摯に受け止め、引き続き医療現場の課題解決に向けたサービスの開発・改善に取り組んでまいります。
なお、両日のランチョンセミナーの模様は後日YouTubeにて公開予定です。
当日ご参加いただけなかった方はぜひご覧ください。
開催概要
【学会名】 第28回日本医療マネジメント学会学術総会
【会 期】 2026年5月29日(金)・30日(土)
【会 場】 ポートメッセなごや(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目2番地)
【大会長】 岩瀬 三紀(トヨタ記念病院 病院長)
【テーマ】 地域住民の健康寿命を延伸する医療マネジメント
Day 1 ランチョンセミナー(5月29日)
【演 題】 「なぜ紹介患者を断るのか?― 応需率の構造と再設計 ―」
【座 長】 石松 宏章(Dr.JOY株式会社 代表取締役・医師)
【演 者】 芦原 教之氏(社会医療法人友愛会 法人本部 法人戦略室長)
【参加者】 約225名
Day 2 ランチョンセミナー(5月30日)
【演 題】 「看護DX ― 業務中断を減らす仕組みづくり ―」
【座 長】 石松 宏章(Dr.JOY株式会社 代表取締役・医師)
【演 者】 合津 雄一郎氏(戸田中央総合病院様)/松元 龍氏(今村総合病院様)/喜納 薫氏(浦添総合病院様)
【参加者】 約400名

