代表メッセージ

すべての医療従事者に、
次の一手を

A New Day in Practice Success for all Healthcare Professionals

代表取締役社長|医師
石松 宏章

─“紙”と“アナログ”から解放された医療へ。——当事者として、次の一手を。

医師として臨床に携わるなかで、私は診療の前後に膨大な紙の書類と電話応対に追われ、患者さんと向き合う時間が削られていく現実を目の当たりにしました。—「この構造を変えなければ、日本の医療は持続しない」—そう確信し、2013年にDr.JOYを創業しました。

以来、私たちは“すべての医療従事者に、次の一手を”というMissionのもと、院内コミュニケーション・AI電話や勤怠・シフト管理、予約・来訪者対応のデジタル化など、多面的なDXプロダクトを展開し、全国3,700施設を超える医療機関を支援しています。

─テクノロジーで医療現場の生産性を“10×”に

日本の医療は世界有数の質を誇りますが、少子高齢化と人手不足により2030年には約27万人の医療スタッフが不足すると試算されています。そのギャップを埋める唯一の手段がプロセスの徹底的なデジタル化です。

Dr.JOYはVertical SaaS企業として、医療機関のワークフローを“点”ではなく“面”で捉え、データドリブンに再設計します。AI電話による自動応答では、外来や健診の予約電話や、患者紹介の電話を80%以上無人化し、年間1,080万円の人件費コストを削減した事例も生まれています。

<Dr.JOYのMission / Vision / Value>

Mission

すべての医療従事者に、次の一手を

Vision

不要な非臨床残業を"1秒"でも減らす

Value

変数を見つけ、改善する

検索は卒業。まずジピれ

すぐやる、必ずやる、出来るまでやる

これらを体現し、テクノロジーで課題を解決することで、医師や看護師、薬剤師、事務職が本来の専門性に集中できる世界を目指し続けていきます。


2025年10月
Dr.JOY株式会社 代表取締役社長|医師 石松 宏章

社長の歩み

なぜ医療従事者の“次の一手”にこだわるのか——その原点は私自身の経験にあります。

─将来の夢は、医師

1984年、大分市に生まれ、開業医の父の背中を見て育ちました。夜中に入院患者さんが苦しめば、疲れた顔を見せずに駆けつけ、支払いが難しい方には費用を立て替える。そんな父は私のヒーローでした。「困っている人に寄り添いたい」。将来の夢は自然と「医師」になりました。遊びも勉強も要領よくこなしていた少年時代でしたが、中学生になる頃には医学部を目指して本気の受験勉強に取り組み、高校に進学しました。

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─校則違反と勉強の日々

中学までは優等生でしたが、レベルの高かった高校の成績は決して誇れるものではありませんでした。必死に勉強しても赤点を取り、やるせなさから髪を染めたり編み込んだり、短ランやスケーターパンツで登校したりと校則違反も重ねました。生徒指導の先生に見つかり、帰宅を命じられたこともあります。それでも「授業だけは遅れたくない」と、生徒指導の先生が家で両親に注意している最中にこっそり抜け出して教室へ戻るような、ちょっと変わった生徒でした。
それでも「何があっても勉強だけは手を抜かない」。夢を思い出すと前を向ける感覚は、今も背中を押してくれます。その後東京で一年浪人し、東京医科大学医学部へ進学しました。

高校時代

─マジでガチになれるものを求めて

「カンボジアに小学校を建てない?」
晴れて医学部生になったある日、友人から1行のメールが届いたことをきっかけに、大きな挑戦が始まりました。仲間とイベント企画団体「GRAPHIS」を立ち上げ、イベント収益でカンボジアに小学校や診療所をつくったのです。
医師になるために勉強する日々の中、困っている人のために、何か本気でやれることを求めていたのかもしれません。
当初メンバーの自主性に任せた運営は未熟で、140万円の赤字を出し無力さに打ちのめされたこともありましたが、諦めずにカンボジアに行きながら企画・広報・渉外・運営を愚直にやり切りました。
すると、やがて私の夢は仲間の夢となり、活動は広がりました。青空教室に屋根がかかり、未舗装の道が整い、寄贈した救急車が走る。支援の輪は海を越え、書籍や映画にもなりました。「世界は変えられなくても、世界を変えるきっかけにはなれる」。人の役に立ち感謝される喜びこそが、無限に頑張れる力をくれるのだと感じました。この経験が私の原点です。

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ただ、寄付だけでは続かない現実にも直面します。社会の課題に持続的な解を出すには“仕組み=事業”が必要だと気づき、役に立ち続けるために使われ続ける仕組みをつくろうと決めたことで、進む道がさらに具体的になりました。

─Dr.JOYの原点

医学部を卒業して臨床医となってからも、「困っている人の役に立ちたい」という思いは強くなるばかりでした。病院の患者さんの入院状況や介護施設の入居者の生活状況などを、家族が遠くからでも見守れるよう、写真共有サービスを開発し、2013年11月15日に「株式会社famishare」を立ち上げました。月200時間超の時間外給与を投じて開発しましたが、事業化には至りませんでした。
ただ、その事業を作っていく過程で改めて病院のアナログな情報共有の課題に気づかされました。紙・電話・FAXで行っていた業務連絡や勤怠管理はとにかく手間がかかり、ただでさえ多忙な現場の時間が奪われていました。もっと「医療従事者の情報共有をスムーズにしたい」そう考え、2014年に社名を「Dr.JOY株式会社」に変更しました。

─事業の拡大

2015年にはスタートアップ支援プログラムに応募して、200社の中から最優秀賞を獲得。投資も得て、事業を加速させました。拠点は渋谷のマンションの一室からのスタートでしたが、学生時代の持ち前の行動力と巻き込み力で仲間を集め、ひたすらユーザーの声を聞きまわりました。困りごとを丁寧にうかがい、ときには数日間現場に滞在してプロダクトを改良しました。このときの「現場に答えがある」は今でも仕事をするうえでの根幹の考えになっています。

拡大の途中で組織が揺れた時期もありましたが、迷ったときは「プロダクトファースト」という原点に立ち返りました。
国内で優秀なエンジニアを大量に採用するのは難しいと判断し、ベトナムに子会社を設立しました。ベトナムは東南アジアでもITが進んでおり、ベトナムを下請けの外注先に選ぶ企業が多い中、私たちはゼロからメンバーを採用していきました。「医療を良くしていきたい」という同じ想いをもった優秀なエンジニアたちが次から次へと集まってきました。開発だけではなく、製品企画からお客様のサポート、コーポレート業務まで、幅広い業務を担うチームが、いまのDr.JOYを力強く支えてくれています。

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─新たな挑戦

2023年には理念を「すべての医療従事者に、次の一手を。」に刷新し、病院のアナログ業務のデジタル化を軸に、院内外をつなぐコミュニケーション基盤から勤怠管理、AI電話までサービスを広げてきました。
いまでは社員は272名となり、日本全国の3,700超の医療機関でご利用いただくまでになっています。
導入はゴールではなく、現場に根づくまでが仕事だと思っています。使い方の内製化や勉強会の開催など、現場同士の知見が伝播する仕掛けも整えています。院内にとどまらず、病診薬や地域とも連携し、より多くの医療現場で“本来のケアに使える時間”を取り戻すことを目指しています。現場の知見とプロダクトの循環をもっと太くすることが、これからの目標です。
すべての医療従事者に「次の一手」を創り続ける挑戦は、まだまだ終わりません。そして、国内の課題解決に貢献できた後は、いつかもう一度海外での事業に挑戦することが夢です。

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To be continued.

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